【フレッシュなホップ】
・一口目からフレッシュなホップの香りを感じます。エールビールらしいフルーティな甘味・苦味のバランスがとれた味わいを楽しみつつ、余韻もホップの香りがフォローします。
・あまり冷やし過ぎず、グラスもワイングラスのような香りを保てる形状のものに注ぐと、より香りを楽しむことができていいですね。
【ボジョレービールを求む】
・毎年定期的にプレモルの初摘みは目にしますが、今年で8年目になるそうです。
・ホップには大きく分けて3つあります。
①ファインアロマホップ:香り・苦味のバランスがとれ上品な味わい
②アロマホップ:強い香りが特徴
③ビターホップ:強い苦味が特徴
・メーカーであるサントリーは、「ボジョレーヌーヴォー」の解禁に合わせて、ビール本場・チェコ・ザーツ(日本の大手メーカーがこぞって欲しがる品質の高いホップの産地)で収穫された初摘みのファインアロマホップを仕込んだプレミアム・モルツを提供しています。
・実は、ホップはブドウと同じく、収穫年・畑ごとに品質が異なることが知られています。
・そうであるなら、とれたてぶどうの年ごとのフレッシュなワインの味わいを楽しむ「ボジョレーヌーヴォー」のように、フレッシュなホップを味わう「ボジョレービール」があってもよいのではないでしょうか。
・是非、ビールの新たなカテゴリとして生み出し、ビール市場を業界あげて活性化してほしいと思います。
【ペアリングはグリーンカレー】
・フレッシュな香りの初摘みホップには、同じく香辛料・ハーブの香りが強いグリーンカレーがとても合います。お互いの爽やかな香りの相乗効果が楽しめます。